気をつけたい!不眠症とうつ病の密接な関係と経験者による体験談

うつ病患者の中には不眠症を併発している人が非常に多いと言われています。

「最近眠れない」と思って様々な不眠症対策をしても、症状が一向に良くならない、という場合は、まずは根本的なうつ病の治療から始める必要があります。

うつ病が改善されることで、不眠症も改善されるケースがほとんどです。

眠れるための努力をする前に、まずは自分の中にある心の問題と向き合ってください。

不眠症とうつ病の密接な関係と体験談

なぜ、不眠症とうつ病には密接な関係があるのでしょうか。
実際に経験した人の体験談と合わせてご紹介します。

不眠症とうつ病の関係

今の時代、うつ病は5~10人に1人はかかると言われている身近な病気です。

うつ病にかかると仕事も家事も何もしたくなくなり、人付き合いが普通にできなくなり、うまくいかないのはすべて自分のせいなので、死んでしまいたい、とさえ思うようになります。

うつ病の最初の症状は不眠から始まる場合が多いようです。

布団に入っても不安や緊張で寝付くことができず、最後は「眠ることさえも出来ない自分が悪い」と思うようになってしまうのです。

逆に、不眠が原因でうつ病を発症してしまうケースも少なくありません。

過度なストレスを長期間受けることで不眠症になり、眠れない精神的負担からうつ病になってしまうようです。

体験談1

ご主人と小学生のお嬢さんと3人で暮らす専業主婦だったAさんは、ご主人の母親と同居するようになってから不眠が始まりました。

最初は「なかなか寝付けない」、「朝早く目が覚めてしまう」という軽い症状でしたが、そのうちほとんど眠れない日が続くようになり、無気力感から一日中寝たきりで起き上がることが出来なくなったと言います。

家事も何もできなくなり、そんな自分を責めて症状はどんどん悪化していきました。

ご主人が精神科に連れていき、抗うつ剤と睡眠薬が処方されましたが、なかなか良くならずにAさんは「死にたい」と言い出すようになりました。

精神科に相談して薬を変えてもらい、1年以上かけてようやく快方に向かったそうです。

体験談2

Bさんは会社での人間関係に悩み、うつ病を発症しました。

最初は周りの人たちの様子がなんとなくおかしい、という程度でしたが、いずれ「いじめ」のようなものが始まったそうです。

毎晩思い悩むようになり、布団に入っても寝付くことが出来ません。

でも「早く寝ないとまた明日会社に行かなければならないのに」という焦りが余計に不眠を招き、「今日も眠れなかったらどうしよう」という不安に毎日襲われるようになったと言います。

そのうち会社にも行けなくなり、「自分はダメな人間だ」と自分を責めるようになりました。

死を考え出したころに心療内科へ行き、カウンセリングと睡眠薬の処方によって2年ほどで毎晩しっかり眠れるようになったそうです。

最後に

このように、うつ病患者の多くが、最初は「眠れない」という症状から始まっています。

うつ病を改善するにはぐっすり眠ることが大切であり、不眠症を改善するにはうつ病を改善することが大切なのです。

不眠症とうつ病の密接な関係が、お分かりいただけましたでしょうか?

関連記事をもっと読む