ナルコレプシーを改善に導くための方法と予防法

眠りたくても眠れない不眠症とは真逆で、寝ても寝ても激しい眠気に襲われて居眠りを繰り返してしまう「ナルコレプシー」は、過眠症の一種です。

ある意味、不眠症よりも恐ろしいと言われているナルコレプシー。
日本人の600人に1人がその症状に悩まされています。

まだ確実な治療法は確立されていませんが、症状を抑えたり予防するための方法はあります。

ナルコレプシーの改善法と予防法について

ナルコレプシーの症状を改善に向かわせる方法と、ナルコレプシーにならないための予防法にはどのようなものがあるのでしょうか。

ナルコレプシーの改善法

■生活習慣による改善
ナルコレプシーは睡眠障害のひとつですから、生活習慣を改めることで症状が軽減する可能性は十分にあります。

特に睡眠リズムの乱れはナルコレプシーでなくても睡眠障害を招く原因になりますので、まずそこからきちんとしなければなりません。

出来るだけ毎日同じ時間に布団に入り、同じ時間に起きるようにしましょう。

休日だからと言って夜更かしをしたり、遅くまで寝ているのは睡眠リズムの乱れを生みます。

そして、15分程度の短いもので良いので、毎日決まった時間にお昼寝をするようにすると、睡眠発作を予防することが出来ます。

■薬物療法による改善
ナルコレプシーの治療を行っている病院を受診すれば、必要な薬を処方してもらえます。

日中の眠気を抑える薬や、夜間の睡眠の質を向上させる薬などを医師の指示通りに飲んでいれば、副作用も少なく効果を得ることが出来るはずです。

ナルコレプシーの予防法

■ストレスを溜めない
ナルコレプシーの発病原因はまだはっきりとわかっていませんが、遺伝的体質やストレスが大きく関係していると考えられています。

大きなストレスを感じたときにナルコレプシーの症状である睡眠発作や情動脱力発作が起こる場合が多いため、ストレスとナルコレプシーの発病にはやはり深い関連性があると考えてよいでしょう。

普段からストレスをなるべく溜めこまないように、日中感じたストレスは就寝前に解消してから眠りに入るようにしてください。

上手なストレス解消法を見つけることが、ナルコレプシーの予防につながります。

■睡眠の質の向上
夜間の眠りの質の悪さは日中の眠気につながりますので、出来るだけ質の良い睡眠をとれるように努力してください。

ナルコレプシーは夜間の睡眠の量とは無関係と言われていますが、やはり夜しっかり眠っていれば少しは日中の眠気を軽減することが出来ます。

就寝時の寝室の照明や湿度、温度、寝具の環境などを、もう一度見直してみてはいかがでしょうか。

最後に

ナルコレプシーは遺伝性があると言われていますので、身内にナルコレプシー患者がいる場合は、特に早期から改善策、予防策を実践すべきです。

早めに専門機関を受診して適切な治療を受ければ、日常生活に支障をきたすことのないレベルの症状で抑えることも可能ですよ。

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