不眠症のタイプと原因

誰でも、健康に毎日を過ごしていきたいと思いますよね。健康に過ごすためには、栄養バランスのとれた食事、適度な運動、そして睡眠が大切な役割を果たしています。ナポレオンは一日にわずかな睡眠時間しかとらなかった......なんて話もありますが、ある程度の睡眠時間を取らないと、日中に仕事をしている最中などに眠気に襲われたり、体調を崩す原因になってしまいます。

最近、うつ病が新聞、雑誌、テレビなどのメディアで取り上げられることが多くなりました。それと同時に、不眠症に対する関心も高まりつつあるようです。仕事をされている方なら、仕事に間に合うように起きて準備をしなければいけませんし、学生であっても学校に間に合うように起きなければいけません。

お休みの日ならば、好きなように眠ることもできるのですが、平日は睡眠できる時間も限られてしまいます。そんな中で、なかなか眠れなかったり、眠っていても何度も目が覚めたりしていては、体も休まりませんよね。

不眠症と一口に言っても、症状はいくつかのタイプに分かれており、原因も様々です。今回は、不眠症のタイプと原因について特集していきたいと思います!

日本人の2割は不眠症!

皆さんも、「なかなか眠れない......」「何度も目が覚めてしまって......」「目覚まし時計が鳴るよりもかなり前に目が覚めてしまう......」など、睡眠について悩んだ経験が一度はあると思います。

睡眠は毎日とるものですし、健康を保つためには睡眠が必要なことだと自覚している方も多いので、睡眠に関する悩みを持ちやすいです。一日だけ、寝つきが悪かったり、夜中に何度も目が覚めてしまうのならば、そんなに気にしなくてもいいのですが、それが何日も何週間も、あるいは何カ月も続くようであれば不眠症の可能性があります。

不眠症で悩んでいる人は、最近の日本では5人に1人の割合だと言われています。また、年代別で見ていくと、どの年代にも不眠症に悩む方はいらっしゃるのですが、中年以降になると割合が高くなります。

不眠症になると、本来、体が必要としている睡眠時間が取れなくなってしまうので、体調を崩しやすくなります。また、うつ病なども患っている場合には、精神的にも不調に陥ることもあります。

「不眠症かもしれない......」と思ったら、一人で抱え込まずに、医療機関に相談しましょう。最近では、不眠症専門の外来を設けている病院もあります。早めに対処をすれば、また快適な睡眠をとれるようになり、健康に過ごせるようになるのです。

不眠症のタイプ

先程から、全ての症状をまとめて"不眠症"と言っていますが、不眠症の症状は1つではありません。不眠症の症状には、大きく分けると4つのタイプがあります。ですから、「不眠症だから、睡眠導入剤を飲めば治るんだ!」と安直に考えてはいけません。

症状が違うということは、治療方法も違うのと同じですから、不眠症を疑った場合には、まず自分はどのタイプに当てはまるか考えましょう。また、不眠症では1つのタイプにだけ当てはまる場合もありますし、2つのタイプに当てはまる場合もあります。

タイプによっては、不眠症だという自覚さえないかもしれません。ですから、不眠症のそれぞれのタイプについて正しく理解をしましょう。ここからは、不眠症の4つのタイプについて見ていきましょう。

寝つきが悪い入眠障害タイプ

これは、誰でも経験したことがあるのではないでしょうか。入眠障害は、寝つきが悪くなって、なかなか眠れないタイプで、不眠症の中では一番多いタイプです。このタイプは、眠りに入れば朝まで眠れることが多いのが特徴です。

試験や職場での大事な会議の前夜になかなか寝付けない......なんて経験をしたことがある方は多いと思いますが、入眠障害では、大体1時間程度、眠れない状態が続いて本人が苦痛を感じます。

眠りが浅い熟眠障害タイプ

このタイプでは、入眠障害タイプのようになかなか寝付けないことはないのですが、眠りが浅く、すぐに目が覚めてしまいます。そのため、睡眠時間はある程度確保できていても、睡眠が浅いので日中も体がだるかったり、疲れが取れにくい状態が続きます。

このタイプは、高齢の方や神経質な方に多いです。

早く目が覚める早朝覚醒タイプ

早朝覚醒タイプの不眠症では、朝早くに目が覚めてしまい、そのまま眠れなくなり、日中に眠気や苦痛を感じる状態になります。何かを楽しみにしている日には、自然と早く目が覚めてしまうことがありますよね。しかし、このようなことは一時的なものですし、早朝に目覚めたとしても日中に苦痛を感じることもないでしょう。

このタイプは、躁うつ病やご高齢の方に多いタイプです。ご高齢の方などを見てみると、早朝4時くらいに起きて活動されている方もいらっしゃいますが、朝早くに目覚めても苦痛を感じずに行動できているのならば、不眠症には当てはまりません。

夜中に目が覚める中途覚醒タイプ

このタイプは、眠っても、何度も目が覚めてしまい、一旦目が覚めてしまうとなかなか眠れない状態になります。眠っていても何度も目が覚めていますので、朝になっても十分に眠れたと実感できないことが多いでしょう。

このタイプは、夜中に何度も目が覚めて、目が覚めるとなかなか眠れない状態を指しますので、夜中に何度も起きたとしてもすぐに眠れるのならば不眠症には当てはまりません。

不眠症になる原因

例えば、長時間パソコンをすれば目が乾きます。その場合、目の渇きの原因は、長時間のパソコン使用にあります。このように、何かの症状が現れる時には、必ず何かの原因があります。

不眠症の原因は、ストレスだと思われがちです。しかし、不眠症の場合は、ストレス以外にも原因となる物が多く、特定の何かのせいで不眠症になるわけではありません。アレルギー症状は、症状を引き起こしたり悪化させたりするアレルゲンを取り除くことによって治まったり、症状が軽減します。不眠症も同じです。

原因を取り除くと、症状が軽くなったり、解消されることがありますので、不眠症の場合でも原因を探すことは大切です。また、1つだけが原因となっているのではなく、いくつもの原因が関係している場合や、原因がはっきりしない場合もあります。

しかし、症状を解消するためには、まず原因を調べなくてはいけません。ここでは、不眠症の原因と言われるものをいくつか見ていきましょう。

身体的な病気

別の病気が原因で、不眠症を引き起こしている場合もあります。例えば、アトピーや喘息により、咳やかゆみで不眠症となることがあります。これ以外にも、咳、熱、かゆみなど、体調を崩していることによって不眠症の症状が現れることがあります。

こういった病気が原因で不眠症を引き起こしている場合には、原因となっている病気を治療することが大切です。

精神的な病気

不眠症を併発しやすい病気としては、うつ病などの精神疾患や神経症などが挙げられます。特に、うつ病と不眠症は関係が深く、うつ病を患っていると不眠も伴うケースが多いと言われています。こういった精神的な病気が原因の場合には、心療内科など専門の医療機関を受診するようにしましょう。

女性特有のホルモンの変化

女性は、生理、妊娠、出産、閉経によりホルモンバランスが頻繁に変化します。女性ホルモンの一種であるプロゲストロンは、眠りを浅くさせることがあり、これが原因となる場合もあります。

特に更年期、妊娠中はホルモンバランスに変化が生じやすいため、ホルモンバランスの変化をきっかけに不眠症になることが多いです。

こちらの記事もおすすめです

合わせて読みたい

法人カードカタログ
企業・個人事業主向けのクレジットカードを集めたサイトです。
法人カードには、一般カードやゴールドカードはもちろん、プラチナも用意されており、経費削減など企業の手助けをしてくれる、さまざまな特典が用意されています。

関連記事をもっと読む